夢ソムリエ

引き寄せの法則を使った夢の叶え方、日々思ったことなどを書いています。

男性が本当に大切な女性にする人生最高のプレゼント

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出典:ココ・シャネル - Wikipedia

 

今日は、ココ・シャネルの誕生日。
1883年生まれだ。
彼女個人について詳しくなくても、シャネルというブランドは世界中に知られているし、ファンも多い。

 

ブランドはたくさんあるけれど、シャネルのもつネームバリューは圧倒的で、一目置かれている感じがする。

 

シャネルは成功した数少ない女性の一人だと思う。
名言もたくさん残されていて、その中で特に共鳴したものがある。

 

男がほんとうに女に贈り物を したいと思ったら 結婚するものだ。

 

シャネルは『恋愛』はたくさんしていたようだけど、『結婚』は一度もしたことがなかった。

 

将校であるエティエンヌ・バルサンと交際していたとき、彼の援助で帽子のアトリエをもった。

 

そんなバルサンの豪邸で暮らしていたある日、彼の母親と兄弟が遊びに来た。
その時、彼がシャネルにとった行動にシャネルは疑問を抱くことになった。

 

なんと、彼はシャネルを別室に隠し、親兄弟に合わせようとしなかったのだ。
その理由をメイドに訊ねたら

 

「あなたは正餐の場に同席させるのにはふさわしくない女性だから。」

 

シャネルはバルサンに問い詰めた。

 

「『結婚しよう』と約束した覚えはない。君を愛しているし、いつまでもここで一緒に暮らしたい。結婚しているのと結婚していないのと、何がどう違うんだ?」

 

今まで「愛している」「君が一番美しい」と言ってきた相手に、このような言動をされたら女性はどう思うだろか。

 

「家族に紹介されなくてもいいわ。このままこの人と一緒に暮らせるのなら幸せ。」だと思うのだろうか。

 

私はNOだ。

 

シャネルもそうだった。

 

この出来事を機に、シャネルは彼の元を去り、仕事で自立することを決意した。
将校であるバルサンにとって、11歳で母を亡くし、孤児院や修道院で育ち、歌手になることを夢見てキャバレーで唄っていたシャネルは、家族に紹介できない存在だったのだろうか。
単に都合のいい女だったのだろうか。

 

どちらにしても、彼にとっては恋愛対象以上の存在ではなかった。

 

バルサンと別れた後、実業家のアーサー・カペルと交際をはじめ、彼はシャネルを全面的に援助した。
その後カペルも、シャネルと結婚することはなく、イギリスの名門家の女性と結婚した。

 

カペルはこの女性と結婚したことで貴族となった。
私生児として生まれたカペルにとって、貴族になるということは、自分のコンプレックスを埋めてくれる何物にも代えがたいものだったのだろう。

 

事業に成功する前も成功した後も、シャネルがお付き合いをした男性は、社会的理由でシャネル以外の女性を妻に選んだ。

 

社会的ステータスを求める男性は、バルサンやカペルのように、結婚相手にステータスを求める傾向がある。

 

彼らにとって、愛する女性と結婚するよりも社会的ステータスの方が大切なのだ。

 

本当にその女性のことを心の底から愛していたら、社会的ステータスよりもその女性を選ぶ。

 

人は、迷った時には、自分にとって一番大切だと思うのものを選ぶから。

 

また、自分を卑下してこんなことを言う男性がいる。

 

「僕と結婚するよりも、もっといい人と結婚した方が君は幸せになれる。君のことは大好きだ。だから君には幸せになってもらいたい。」

 

この言葉はウソだ。

 

この言葉の本心は、

「君とは結婚したくない。」だ。

 

「彼は私の幸せを願って言ってくれている。」
と思うのは、都合がいい女行きの特等席に乗るようなものだ。
こんな席からは早く降りたほうがいい。

 

男性は一緒に人生を歩みたいと思った女性とは結婚をするものだ。
男性は、好きな女性に対してロマンチックな贈り物をしたくなる。
だからネックレスや花束などをプレゼントするし、彼女に対して詩や歌を作る人もいる。

 

そのようなロマンチックなプレゼントがなくて、家電や実用的なものばかりだったら考えた方がいい。

 

男性は日頃仕事場や社会で一匹オオカミで生きているため、恋をするとその相手と日常から離れて現実逃避したくなる。

 

勝手にロマンチックになってしまうものだ。
そんな関係をずっとその女性と続けたいから、一緒に人生を歩んでいきたいからプロポーズする。

 

『結婚』は男性が女性に与える人生で最大で最高のプレゼントなのだ。

 

だから、結婚後に釣った魚にエサをあげない現象になってしまう。
だってそれは仕方のないこと、結婚という人生で一番大きなプレゼントをしたのだから。

 

だけど、女性の立場からすると、ずっとプレゼントされていたのに、ぷつりと切れると「私のことを好きじゃなくなったのかしら!?」と不安になる。

 

だから男性は結婚後もプチプレゼントや記念日を一緒に祝うなど、妻のことを今でも愛しているよ、と示すことをおすすめする。

 

また、女性よりも社会的ステータスを選ぶ男性は、結婚後に不倫をしたり愛人をもちやすい。
その男性にとって、女性は1番大切な存在ではないから。

 

また、結婚なんて紙切れ一枚なんだし、同棲でも事実婚でも一緒。
たかが紙切れ一枚の結婚にこだわっているなんて時代遅れ。
と言う女性もいる。

 

だが、男性にとって『結婚』というのは、
自分の社会的領域にその女性を受け入れることである

 

本当にその女性のことを大切に想い、人生を共に生きていきたいと思ったら、男性は結婚を選ぶものだ。

 

女性は安定性や世間の目から結婚を渇望する人もいるけど、女性の結婚したい願望は、心のどこかで、男性からの最高のプレゼントは結婚である。

 

ということを知っているのではないだろうか。

 

シャネルは、男性達から支援という贈り物などたくさんのプレゼントもらったが、男性にとって人生最大の贈り物である『結婚』を贈られることはなかった。

 

シャネルの洋服はファッショナブルというだけでなく、革命とも言われた。
過去の恋愛が革命を起こしたのだ。

 

それまで女性のファッションといえば、コルセットでウエストを絞ったロングスカートで活動的ではなかった。

 

シャネルは女性たちをコルセットから解放して、スカートの裾を短くし、両手が自由になるようにショルダーバッグを発明し動きやすくした。

 

シャネルはこのような土台のうえに確立されたブランドだ。

 

だからなのか、シャネルは日本でも大人気だけど、日本女性が身についていたり持ち歩いているのを見かけると、シャネルというブランドとギャップを感じる。

 

シャネルブランドたちに、ココ・シャネルの人生が重なるからだ。