ストーカー被害は警察に相談してはいけない!?体験談と対策のまとめ
出典:映画『ナイアガラの滝』
夢ソムリエです。
ストーカー被害の多くは元交際相手ですが、まったく見ず知らずの人のケースもあります。
私は見ず知らずの人からストーカー被害にあったことがあります。
私がおこなった対策方法と、どうしてこのような出来事に遭遇したのか、をまとめます。
悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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ストーカー被害の体験
ストーカーされている。
と気がついたのは、道を歩いているときでした。
車道を挟んで、私が左側の歩道を歩いている時、ふと視線を感じました。
無意識にそちらを見ると、見たこともない男性がずっと私の方を見ながら同じペースで歩いていました。
私の住んでいたアパートは目の前でしたが、このまま自宅へ帰ると、住居がバレてしまう。
と恐怖を感じたため、通り過ぎて違う道へ遠回りして自宅へ入ることにしました。
恐るおそるストーカーの様子をうかがうと、見失った私を探してきょろきょろとしていたので、ちょうと背中を向けた時に自宅へ入りました。
さらに、ここからが恐怖でした。
仕事をしていたため、通常通り出勤し、職場でそのことを話すと、
「あー、私も以前、お風呂に入っている時のぞかれたことがある。」
と何ごともなかったかのようにさらりと言われ、東京で一人暮らしをしている女性ってすごいなーと思ったのでした。
というのも、私は地方から出来たばかりだったので。
眠ることもできず、地元の友達に電話をしたり、家族に泊まりに来てもらったりしましたが、ストーカー行為はおさまらず、
ある夜、さらなる恐怖がおこりました。
なんと、アパートのカギを開けようとしていたのです。
めちゃくちゃ恐怖でした。
交番へ相談していましたが、警察にも行くことに。
ストーカー被害を警察に相談した結果
刑事が対応してくれたのですが、その当時はストーカー規制法はなく、ストーカー被害には警察は動かないことを知りました。
「玄関のカギをガチャガチャして開けようとしているのに、警察は何もできないのですか?」
「はい。家の中に入らないと警察は動けません。」
「侵入されて何かあった時、間に合わないこともあるかもしれませんが…。」
「それでも、家の中に入らないと動けないんです。」
「…?」
「日本の人口は1億ちょっといるから、そうなると、1億ちょっとの人口分の警察官が必要になるでしょ?そんなの無理ですから。」
日本の人口分の警察官が必要だなんて、真剣に取り合ってくれてないな、と思ったのでした。
まだ、交番の警察官の方が親身になって相談にのってくれました。
「間違いでもいいので、何か不審なことがあれば、いつでも電話してください。」
と真剣に仰ってくださったからです。
交番の警察官の方には、数回きていただきました。
ですが、相談したからか、アパートの周辺をパトロールしてくださるようになりました。
ストーカー被害で警察が対応できること
上述したとおり、自宅周辺のパトロールをしてくれます。
ストーカー規制法ができた今は、被害届を出したり、住居を知られないようにする手続きも可能です。
マニュアルでは、加害者へ注意をするとなっているようですが、一部のケースには逆効果なのではないか?と思います。
注意されたことでストーカーが逆恨みしてさらに悪化することがあるからです。
元彼の場合は、性格をご存知だと思いますので、どのような行動に出そうか慎重に警察へ相談した方がいいです。
なお、警察へ相談する際には、被害にあった日時と内容を報告した方がよいので、恐怖でいっぱいでメモまで頭がまわらないかもしれませんが、なるべくメモをしておきます。
刑事が教えてくれたストーカー気質の男の特徴
ストーカーの加害者は、とにかく自己中心でポジティブです。
多くの人がドン引きしたり落ち込むような言動でも、自分によいようにポジティブに受け止めます。
にらみつけても、
「僕のこと好きだから見つめている。」
と解釈し、
「近寄らないでください。」
という否定的な言葉ですら、コミュニケーションをとってくれたと好意的に受け止めてしまいます。
私が刑事に言われたのは、
「相手は両想いだと思っています。」
でした。
玄関のカギをガチャガチャと音を立てて、合うはずもない鍵を差し込んでいたのは、
「僕、来てるよ。」
という意思表示だそうです。
まったく見ず知らずの人でしたが、どこかで両想いだと錯覚する出来事があったとのこと。
「ぶつかったり、足を踏んだりしたこともなかったですか?」
と聞かれましたが、まったく心当たりはありませんでした。
このように、ストーカーはとにかく前向きですので困ります。
ストーカー被害に遭いやすい人
私の場合、地方から東京へ出てきてすぐに被害にあいました。
上述した職場の女性も上京してすぐだったそうですので、地方から遠方への引っ越しをした場合は要注意です。
私の場合、真夏だったこともあって、窓を全開にして頻繁に友達と長話をしていたことがありました。
2Fに住んでいましたが、もしかしたら、話が聞こえていたのかもしれません。
上京するまで、東京には、月に1度、出張で来ていましたが、地方出身者だなー、と思われていたのかもしれません。
以下、被害にあいやすいタイプです。
- 遠方から引っ越してきたばかり
- みずしらずの人にも優しい
- 見た目が地味でおとなしそう
- 自分に自信がない
- 歩き方がぎごちない
自分に自信があって、華やかな女性はそうじゃない女性に比べて被害にあう確率は低いようです。
見ず知らずのストーカーの場合、性格なんてわからないし、自信のあるなしなんて関係ない、と思われそうですが、自信がある人とない人では表情や歩き方に違いが出るものです。
性犯罪者が好む女性の特徴
歩き方については、このような調査結果があります。
性犯罪で服役している受刑者たちに、女性が歩く姿を見せて、どの女性が好みか調査をおこなったところ、なんと9割以上の受刑者が同じ女性を選びました。
これはアメリカで100人の受刑者に対して実施された調査です。
その女性が選ばれたのは、スタイルが良かったから、顔が良かったから、ではなく、歩き方がぎごちなかったからです。
そのことから、顔が好みであるとか、可愛い、美人だからということはあまり関係ないことがわかります。
モンロー・ウォーク
マリリン・モンローが映画『ナイアガラの滝』で後ろ姿で歩くロングシーンがあり、このシーンを魅力的にしたいと考えた結果、ハイヒールの片方を6ミリカットしました。
ぎごちない歩き方はセクシーな歩き方になり、モンロー・ウォークと呼ばれるようになりました。
このように、ぎごちない歩き方は男性を惹きつけるようです。
まとめ
見ず知らずの人からストーカー被害にあった時の、警察へ相談したときの体験談でした。
ストーカー被害は警察に相談してはいけない。 と聞くこともありますが、私の場合は、相談してよかったです。
パトカーで家の周辺をパトロールしてくださいましたし、特に、交番の警察官は何度も来てくださり大変助かりました。
警察が出入りしているとあきらめるケースもありますが、逆効果になることもあるようです。
特に、元彼の場合は慎重に対策をした方がいいです。
見知らぬストーカーの場合、強烈なくらい自己中心的でポジティブですので、被害者の言動のすべてを自分にとっていいように解釈してしまい、勝手に両想いだと錯覚します。
まずは、家族やパートナーなど力になってくれる人へ相談し、被害にあった日時と内容をメモし、しかるべきところへ相談すべきです。
警察の場合、加害者へ注意をするようになっているため、逆恨みが怖い場合、弁護士やNPOに相談することもできます。
自分に自信がないと、その穴を埋めるように、自己中心的な相手が近づいてきますので、ストーカー被害にあいやすくなるのかもしれません。
目立たないように地味な格好をすると逆効果ですので、自分がステキだと思うファッションやメイクをして堂々と歩くことです。